浄土宗のお飾りは、阿弥陀如来(南無阿弥陀仏)への帰依を中心に、宗祖法然上人と、浄土教の教えを大成された善導大師を仰ぐ、すべての人に開かれた救いの精神を映したかたちです。

浄土宗とは

1175年、法然上人が中国浄土教の善導大師による「阿弥陀仏の名を唱えれば、誰でも極楽浄土に往生できる」という教えを広めるために開宗したのが浄土宗です。当時の仏教では、厳しい修行や寺院への多額の寄付などができる者に限って救済の道があるとされていましたが、浄土宗はこうした門戸を広げ、多くの人々の心に寄り添い、広く社会に浸透していきました。

宗祖である法然上人は、後に円光大師の号を贈られ、今もなお多くの人々に厚く信仰されています。

総本山 知恩院(京都府京都市)
宗祖 法然上人(円光大師)

浄土宗のお飾りは、ご予算やお仏壇の大きさに合わせて、主に5つの組み合わせからお選びいただけます。

日々の暮らしの中で、阿弥陀如来を身近に感じ、お念仏とともに歩む環境を整えていきましょう。

ご本尊と脇侍の並び方

浄土宗の仏壇の飾り方図解:中央に阿弥陀如来、右に善導大師、左に法然上人の配置例
中央:阿弥陀如来、右:善導大師、左:法然上人

選べる5つのお飾りパターン

1. 掛け軸のみ(3尊)で飾る
浄土宗の仏壇飾り:掛け軸3幅(阿弥陀如来・両脇侍)の配置例

正式な三尊形式を、最も省スペースかつ費用を抑えて整えられる組み合わせです。

2. 仏像のみ(中央1尊)で飾る
浄土宗の仏壇飾り:阿弥陀如来像のみを中央に安置した例

ご本尊の阿弥陀如来を木彫りのお姿でお迎えし、中央を際立たせる祀り方です。

3. 掛け軸(中央1尊)で飾る
浄土宗の仏壇飾り:阿弥陀如来の掛け軸1幅のみの例

ミニ仏壇などに適した最小構成です。まずはお迎えすることを大切にしたい方に。

4. 仏像 + 掛け軸(両脇)で飾る
浄土宗の仏壇飾り:阿弥陀如来像と脇侍掛け軸の配置例

中央に仏像、左右に掛け軸を配する、非常にバランスが良く人気のある形式です。

5. 仏像(3尊すべて)で飾る
浄土宗の仏壇飾り:阿弥陀如来・脇侍すべてを仏像で揃えた例

すべてを立体的なお姿でお迎えする、最も丁寧な祀り方。お仏壇に奥行きと荘厳さが生まれます。

浄土宗の「お線香」のあげ方

浄土宗の線香の作法
浄土宗では、1~3本を折らずに香炉の真ん中にお供えします

 

揃えておきたい基本の道具

モダンな仏壇に並べられた浄土宗の基本仏具(花立て・香炉・燭台)のレイアウト
  • お位牌の安置 ご本尊の姿を遮らないよう、左右どちらかに安置します。
  • お供えの配置 奥側には茶湯器と仏飯器、手前側には香炉を中心に花立てと燭台を配置します。

組み合わせから選ぶ

TetoTe取り扱い:【浄土真】阿弥陀如来
 
総白木製

木の温もりが感じられる、中心にお迎えする立体的なお姿です。

TetoTe取り扱い:自立して設置できるモダンな木製スタンド掛け軸(浄土宗ご本尊)

中央のみをシンプルにお祀りするのに適した、自立式の掛け軸です。

TetoTe取り扱い:高級感のある紫檀を使用した浄土宗用スタンド掛け軸セット

重厚感のある紫檀の枠。脇侍を揃えた三幅セットも人気です。

お手入れしやすいTetoTeのモダンな仏具セット(五供)

香炉、花立て、灯立てなど、日々のお供えに欠かせない道具です。