日蓮宗のお飾りは、法華経の教えを象徴する「大曼荼羅(だいまんだら)」や「三宝尊」を中心に、力強い信仰の姿をあらわしています。 お仏壇を整える前に、まずは日蓮聖人の歩みと教えについて触れてみましょう。
日蓮宗とは
日蓮宗は、清澄寺や比叡山など各地で修業を積んだ日蓮聖人によって開かれました。諸国を回る中で【法華経】こそが釈迦の真実の教えであると確信し、1253年、関東地方を中心に布教を開始しました。
その活動は時の権力による流罪などの困難を極めましたが、聖人は自らの信念を貫き、のちに身延山に入山。そこで数多くの書物を書き著し、弟子たちの育成に生涯を捧げました。
| 総本山 | 久遠寺(山梨県) |
|---|---|
| 宗祖 | 日蓮聖人(立正大師) |
日蓮宗のお飾りは、ご本尊として「大曼荼羅」または「三宝尊」をお迎えします。お仏壇の形式に合わせて、日々心地よくお題目を唱えられる環境を整えましょう。
ご本尊の配置について
中央:曼荼羅、右:鬼子母神、左:大黒天
選べる2つのお飾りパターン
1. 掛け軸のみ(3尊)で飾る

最もスタンダードで、費用を抑えつつ正式な形を整えられます。モダン仏壇や省スペースなお仏壇にも最適です。
2. 掛け軸(中央1尊)で飾る

シンプルにお祀りしたい方向けの最小構成です。お仏壇のサイズがコンパクトな場合によく選ばれます。
日蓮宗の「お線香」のあげ方

日蓮宗では、お線香を1本香炉に立てて供えます。
揃えておきたい基本の道具

- お位牌の安置 ご本尊の姿を遮らないよう、左右どちらかに安置します。
- お供えの配置 奥側には茶湯器と仏飯器、手前側には香炉を中心に花立てと燭台を配置します。
組み合わせから選ぶ

中央のみをシンプルにお祀りするのに適した、自立式の掛け軸です。

重厚感のある紫檀の枠。脇侍を揃えた三幅セットも人気です。

お仏壇に合わせたデザインをお選びいただけます。

香炉、花立て、灯立てなど、日々のお供えに欠かせない道具です。

共有:
臨済宗のお仏壇の飾り方